京都・祇園祭前祭宵山(小雨決行)


詳細情報
<コース>
阪急京都線烏丸駅→(約5分)→長刀鉾→山鉾町を散策→(約15分)→阪急京都線烏丸駅
*最低開催人数:4名~
*荒天の場合は中止。
<祇園祭> 千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。古くは、祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、貞観11年(869年)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、勅命により当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の矛を神泉苑に立て、祇園社より神輿を送って、災厄の除去を祈ったことにはじまります。祇園祭は、7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そしてそれぞれの宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれます。
<屏風祭> 祇園祭の主に宵山の時期(前祭:14日~16日/後祭:21日~23日)に行われる行事で、山鉾町にある旧家・老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り、公開します。よく屏風が飾られるのでこの名で呼ばれますが、他にも着物や武具類などを飾るところもあります。中には国宝・重文級の作品もあります。先祖代々受け継がれた品々と「ハレ」の日らしい豪華なしつらえからは、祇園祭を支えてきた京都の町衆の暮らしぶり、そして長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができます。